琴線と現実逃避
久しぶりに映画の
観た
年取ってから観るとまた違って良かった
でも初めて映画館で観た時にいちばん悲しくて切なくて泣いたシーンは、20年経った今もいちばん悲しくて切なくて泣くシーンだった…
人間の根本は変わらないのか
弦楽器の奏者たちが元々ホールでも誰も聴いてないから沈みかけてる船の甲板で演奏してても同じって言って演奏続けるシーンでまず心がグワッと掴まれて痛くなって
いよいよ周囲大パニックで船ヤバくなってリーダーがメンバーに解散告げた後に、奏者たちがやっぱり戻ってきてみんなで演奏を続けるシーンでボロ泣きする
それで船沈没する直前にリーダーがメンバーに一言述べるシーンで今までの事が全部思いだされてまた切ない
解散告げたのにメンバーが戻ってきて演奏続けるシーンは今思い出しながら書いてても泣けてくる
なんであのシーンはこんなに胸にくるんだろう
どういう要素が私の琴線にひっかかるんだろう
昔から考えてるんだけどわからないんだよなー
あと今回は設計士が最期に時計の時間を合わせるシーンにはじめて泣いた
ジャックと別れるシーンは泣かなくなった
今まではなにも感じてなかった現代パートをはじめて面白いと思った
この辺が多分、年取って色々経験した後の心の変化なんだろうなー
理由はわからんけど
なんにせよタイタニックは面白い
最近は貴族ネタにハマってるから慣例や服装とか名前だけの貧乏貴族とかをより一層理解できて面白かった
私生活は何も変わらないし相変わらず引越したい一心だけど、このまま現実逃避して転機を待つのもありかな