なんでもない

『なんで?』と『なんでもない』が口癖

引越しは逆再生ってこと

荷造りは得てして終わらない

正確には終わりは来るんだけど気持ちとして目の前の事実として終わらない気分になる

楽しくないんだろうな

だって数日後にまた同じ事を逆再生するのがわかりきってるんだもん

プレゼントをラッピングしてるのとは訳が違う

誰も喜ばない、なんなら再びゲンナリしている自分すら見える

仕事してた前回と違って体力も落ちてるし今回は手伝いもいないし

なんかすんごい行き詰まってたけど旦那がいた

仕事も大詰めでなかなか大変だろうに彼なりに労ってくれた

私の中の過半数が回復して安心した

だんだんと本宅にいた頃のふたりにもどってるのかもしれない

少し油断すればあっという間にこの一年に逆戻りする可能性もあるけど

だってこの一年の方が直近だし

でも本当にだんだんとお互いがまともになってる

私は言いたい事を言って、それにつられて旦那も言いたい事を言って

私は自分の気持ちに素直になって、旦那は少しだけ人の気持ちを汲み取って

私はなんでも話を聞いて、旦那は閉じ込めてなかった事にしようとする感情を昇華させて

何をもってまともなのかはわからないけど、旦那と私がギブアンドテイクで成り立ってたまともだと思ってる関係性が戻ってきてる

この一年はやっぱり異常だった

異常の最中にいるとそれが異常って気付けないのが今回わかったからなんか怖いけど学んだから良し

本当に本当に異常だった

それがもうすぐ次の展開に移行する

このままで私の人生が終わらないようにうまく出来てるみたい

ギリギリのところで色んな必然と偶然に救われた

 

今の悩みは次の家でドラム式洗濯機が入らないんじゃないかってことだけ

なんて平和で幸せな悩みなんだろう

それを思うと、荷造りしたものをすぐに逆再生する事もまぁどうでもいいやと思える